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ベルとジルの時間差

この前から、ジルって本当にベルと同じ年なのかな…? ってことが気になっていております。
ジルがやたらとボスに血統とか血筋とか跡取の話を振るので、もしかしてそれって彼のコンプレックスなのかな…? というあたりにちょっとひっかかってしまいまして。

ベルはなんというか、もうそのあたりを突き抜けているというか、ぶっちゃけ兄を殺して家を出た後で、「王になるべき自分」というものを捨ててきたんじゃないかな…? 
だから彼は「王子だもん」と、現在の自分の状況は肯定するけれども、王子の先になるべき王への可能性についてはなんら自分を肯定しません。争奪戦の折には王に証をささげさえして、自分は王でないことを証しているようにも思える。

現在でも自分が「王子」であるとはいいますが、「王になるのは自分」とはいいません。王になることは目的でも未来でもなく、状態でもない、ということなのでしょうか?
それに反してジルはそういう役目で出てきたのかもしれないとはいえ、やたらと王になる自分、正しい血統である自分を振りかざしているように思えるんですよね…。
そのあたりをまだ、自分の中で消化してない? ような気がします。

はたして彼がいつ、どうやって百蘭によって「この世界で生きている」のかはわかりませんが、やっぱりなんだか彼の意識や知識や感覚は、ベルと同じ時間を過ごして生きていた、とは思えないんだよなぁ……。
まだ子供の感覚で話をしているのではないのか? という気がして仕方ありません。
これも妄想じゃ! といえばそれまでですが、ベルとジルの発想の違いということをちょっと考えてみたくなりました。

ベルは勝負の勝ち負けにこだわっていた16歳の自分を肯定しているとは思いますが、(たぶんベルは自分のしたことや嗜好や人生を否定することはしないと思うので…それがなんだか逆に痛々しいな、と思うこともありますが)だからこそ一時的な目くらましでジルとオリゲルトをかわしてしまったのは、なんでだろうなぁ…とちょっと考えます。

まぁ本部に突っ込ませたほうが(鮫)肉が食えなくてイライラしてるボスのストレス解消になるんじゃね?と思ってたのかもしれませんが。
あとちょっとベルはボンゴレの言うなりに戦うの嫌だったのかもなー…(笑)。
めんどくせぇ、と思ってるのかも。
その点でもミーといいコンビじゃないのか(笑)?

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