相性か…

「匣を使った戦いには相性というものがある」
そういやそんなこと言ってたね、ラル師匠！
「この剣オレの匣と相性悪くてな」
そういや10年後山本も言ってたなそんなこと！

しかし五行相克だと水＞火なのにー！　（なんか適当に覚えていたら逆だった！ごめんNさん）
逆かと思ってた…でも匣は逆っぽい気がしないでもない（嵐＞雨って感じで）。
守護者の属性相性だとどうなんだろうなー。晴ベースで→雲→霧→雨→嵐→雷って感じかなぁ…雷→晴、かもしれない……。

などと思いながら、他の連載より少ない２Pで描かれたに違いない戦闘シーンを脳内補完しまくっているところです。そういやスクアーロの匣使った戦闘シーンって、詳細は書かれていないよなぁ…やっぱり接近戦メインだから、アーロは弾幕の役割なのかなぁ…あっちがメインになってるわけじゃないみたいだし。

匣を使った戦闘方法って二種類あるよね。
ひとつは、匣生物そのものを武器にして、自分がいままで使っていた武器をサブにするやりかた。
これは獄寺と雲雀、ザンザス、ルッスーリアもそうだな。
もうひとつは、自分が使っていた武器をメインにして、匣の特性を武器の付帯効果として使う、というやり方。匣がオプションになるというやり方ですね。
山本とスクアーロはこっち、あと骸も髑髏も笹川了平もこっちかな。
前者は遠近距離、後者は近距離にむいてる方法かな？

これはどっちがいい、ってんでなくて方式の違いで、基本的に闘争って最後は１対１になるんですが、そこに至るまでは、遠近距離方式のほうが分があるんだよなぁ…。
たぶん、ミルフィオーレとの戦いは物量戦になっているので、遠近距離の使い方が出来るほうが、有利になってはいるんだろうな…。

などということを考えつつ、じゃその中で近距離武器を選ぶ人たちってどうなんだろう…と思うと、なんかそれだけでまた本が出そうです（笑）。
ミルフィオーレ側だとそれがγと幻騎士で、幻騎士は「それでは勝てない」と遠近距離の武器に変更したのかな…？
ツナも近距離武器（零地点突破）から、遠近距離武器（Xバーナー）に、自分の武器を変容させたもんなー……あああああ………。

どんなふうに戦ったのかな～というかマグマ（石榴って言えよ）が何を使ったのか……石榴は確か細かい赤い実が熟すと弾ける果物だから、細かい炎の粒を空気中に巻いて発火させる、という方法なのかもなー。酸素濃度を急激に増加させて、発火威力を高めるとかそういうオプションでもついてそうだな。
アーロは身にまとう海水を蒸発させられたのかもなー。水と火の戦いって蒸発と拡散の威力の違いかなぁ…なんか考えていたらちょっと滾ってきた（何がだ）。

というあたりを至極真面目に考えつつ、剣帝さまの膝の裏とか太股とかモモチラを思い出すと顔がにやけてしまうことが止められません。
くーっ、ボスちゃんあんなの見てるのかぁ！　あんな顔して睨まれたら、そら興奮するよな！　手が出るよな！　髪つかむよな！　石投げるよなぁ……。
ボスちゃんの日々の精進（なにそれ）が、たいへん、たいへんしのばれたのでございます……あんな顔で見つめられたら…そらー血が滾るってもんだよなぁ…ﾊｧﾊｧ
ボスちゃんしか見たことがなさげな剣帝さまのあんなお顔を見たマグマがちょっと羨ましい（そっちか）

というかちょっと今回改めて、スクアーロの魅力って『欠損』というところにあるんだな、としみじみ思った次第でございます。「この人なんかいろいろ欠けてる」という印象が、やっぱり彼の変えがたい魅力なんだろうなぁ…腕…ああ腕…いったいどんなスペアがあるのか気になる腕、重さどのくらいなのか気になる腕、どんなふうに繋がっていたのか気になる腕…やべぇマジで剣帝さま全身が魅力的過ぎて目が潰れる

そして「どうなったん！」と思いながら悶えるこの感情
これがアレか、雨戦の後のボスの感情か……！　ボスちゃんもこんな気持ちであの朝を迎えたのか…あああああ…！

モノカキは阿漕で悪魔な人種ですなぁ、どんな経験も「これ使えるかも」と思いながら体験している、本当に悪魔な人間ですなぁ。
その昔、津川雅彦が、自分の父親が亡くなったとき、兄の長門裕之にトイレに連れて行かれ、鏡を見せられて「今の顔、よく覚えとけ。これが家族が死んだ息子の顔だよ。今度そういう役やるときは、もっとリアルに演じることが出来るだろ」って言われたことをちょっと思い出します。