10年たったら思い出してね

本誌のネタバレとその考察です。無駄に妄想。





髑髏の匣の開匣プログラムの一環として、マーモンが作った強化プログラムで鍛えてから…というくだりを読んで、それってどういう意味だろう、と考えていたわけですが。
この時点でマーモンが死んだことをとりあえず確定事項として考えると、その強化プログラムってそもそも誰のために作ったものなんだろう？
ボンゴレの霧の守護者は髑髏と骸の、たぶん二人で一人扱いされているんだと思うんですが、骸の本体はたぶん、外にいるわけじゃないんじゃないかと思うんですよね。白蘭と対したのも結局は、レオに憑依した骸だと思うので。（入江が言ってたように、彼の体はまだヴィアンチェにあると思われているので）
現在髑髏は骸が憑依したフクロウと一緒にいますけれども、それが彼女の匣生物か？となればそれはちょっと違うと思うし…（もともとこのフクロウはグロ・キシニアのものだったので、彼女のものではないのだし）。
で、マーモンはたぶん骸のためになんぞ絶対に何かしようなんてしないと思うので（そもそもあいつから金取れないし！）、じゃあその強化プログラムって誰のためなんだろう、と考えると、対象になる人物は十年後の髑髏か、フランくらいしかいないんじゃないかと思うんですよねー。
でもそもそもヴァリアーさんちって、それほどでもない能力の人間を鍛えて使う、ってなカンジの部署じゃない気がするしなー。基本レベルが実戦即投入可能から上、な気がする…。
フランは十年後のあの段階でどの程度一緒にいるのかわかりませんが、ショジョネロとジェッソの吸収合併は十年後の世界の段階から考えるとそんなに前じゃないと思っているので（－３～４年の間くらい）、それ以降と踏んでも、ヴァリアーに入ってまだ１、２年ではないかと思います（新人と評されていたことも含めて）。
となると、そのプログラムは十年後のクローム髑髏のために作られたのかな？　ということになるかな～と思っています。ボンゴレにすげー金吹っかけたかもしれないけれどね！
その時期はいつで、何のために？　…と思えば、それは結局は「家庭教師幻術師バイパー！」なわけですから、……トリニセッテで肉体の損壊を自覚していた、マーモンの置き土産だったのかなぁ…などと、ちょっと思ってしまうわけですが。
ラルが魔術師ジンジャーブレッドと対した時に聞いたことが真実かどうか？　…は別としても、少なくとも数人のアルコバレーノたちは、まとまって白蘭側とかなり激しい戦闘を繰り広げたことがある、というのは確かだろうと思いますし…。

まぁまったくそんなセンチな展開ではなくて、ヴァリアー内専用だったのかもしれませんが！　スクアーロも幻騎士の幻術に抗するのに、それ使って訓練してたのかもしれないしね。

それを置いても、ヴァリアーさんとボンゴレ守護者は、結構仲良しだったんだな～ということを、ちょっと思いました。
ディーノさんがマーモンのプログラムを持ってきている、ということを含めても。これ、ヴァリアーさんちから預かってきてたとかいうのなら、それはそれですごいいろいろなフラグ立つんですけどね！　そしてきっとそうだと思うんですが（さらっと流されるとは思いますが）。
晴と雨は仲良しだったみたいですが、こうなると雷と霧も、嵐もそれなりに交流があったのかなー…。ボスとドンは結構、顔はあわせていたんだじゃないかとは思います。ボスは十年後のドン・ボンゴレにはかなり、距離を置きつつも認めていたフシがあるしなぁ…。

妄想がモリモリ拡がりますなぁ…しかもどこまでが同人妄想なんだか、最近さっぱりわからないぜ（笑）。←ありがち