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D門さんは悪霊なのかもなぁ

今週のD門さんまさに悪魔! すげぇ! 骸さんの体かと思うと黒曜以来のグロさというかすさまじさであります。やるわね。

ちょっと思ったんですが、D茄子さんははたして本当に「一代目と二代目の守護者であるD・スペード」なんでしょうかね?
彼らは今体がない存在なわけですよね? 骸さんの体が欲しかったってことは精神だけの存在だったわけで。
この手の話ではよくあるんですけど、精神だけの存在になったD・茄子さんははたして、二代目の霧の守護者だった人と同一人物なのでしょうか? 精神だけの存在になって、たぶん100年くらいは過ぎていると思うんですが、こんだけ強烈な存在感のDさんですから、肉体を失ったことによって、かなり精神の存在が変容してるんじゃないかと思うんですよねー。もとの美点も、欠点も、それぞれが本来の形よりも肥大化していることは間違いないないんじゃないのかしら…。

現代のこの段階で、すでにかなり本来の精神から変質・変容しているDさんは、骸の体に入ったことで、さらに骸の体の影響を受けているのではないのかな…。
この段階の骸さんはまだ「黒曜戦のあと、一回捕まった牢獄を千種と犬を連れて脱獄してまた捕まり、最下層に押し込められたばかり」の状況なんですよね…。
たぶんリング戦から一ヶ月くらいしかたってないはずの、この段階で、骸さんの「肉体」には十年後の直接の影響はほとんどないわけですよ。
十年後の世界に行ったのは髑髏ちゃんで、その髑髏ちゃんの体を使ったのは、「十年後の骸の精神」なんですから。
そうなると、骸の体にはまだ、黒曜戦の「記憶」が生々しく残っているのではないのかな。それは綱吉を強く憎んでいる殺意とか、憤りとか、そんなものかもしれないんですが、それがもしかしたら、変容し初めていたD茄子さんの精神に決定的な変化を与えたのではないのかな。
体を得てD茄子さんがものすごく…変態です…になってるのはそのせいかもしれない…などとふと考えたり。
あそこまで悪霊になっちゃったDさんは体を得たことによって、なんかのリミッター振り切っちゃったのかも。いままでは「体がない」と制約で、いろいろ精神の発露をとどめていたものがいっぺんになくなっちゃって、まさに自分の力に引きずられて振り回されている状態になっているのかもしれません。
たぶん精神だけのDさん、あんなにいっぺんに人の炎とかVGとか使えなかったと思うんだよねー。死ぬ気の炎って精神力そのものだろうから、精神体だけであんなりバリバリ使ったら消えてしまうかもしれないしなぁ…。

などということをまったり考えつつ、今週号をだらだら読んでいます。
ほけがみがいろいろもったいない…でも助っ人のコメント読んでて、そういや学園ものって助っ人とほけがみしかないのね、ということに気がついて驚き。
他の本に比べてジャンプってファンタジー設定のはなし多いよねー。対象年齢の差かなぁ。
あっヅラと辰馬がいろいろすごかった。毎回ズラたんの深すぎる愛が怖いです。
それにしてもボス…ああボス…スクを見ているときとボスを見ているときって全然違う感じがする…!!

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