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イケない鮫先生

冗談にもほどがある -----------------------------------

教壇の上には生贄が祭り上げられている。
教室の中は一種の興奮状態だ。
誰も口を開かないが、驚くほど興奮しているのがわかる。熱い吐息と汗のにおいが立ち込める部屋の中、誰も余分な声を出さない。

夏休みの補修授業も二期めに入った。
今度は追試の補習授業でなく、得点が高いものだけが参加できる「特別授業」だった。
学年末のテストの成績で、一定のレベル以上が「取れなかった」生徒たちの中に課せられる補習授業。その結果のテストで好成績を収めたものだけが受けられる「特典」が「それ」だった。

「ん……! う……! うっ…!」
「せんせー、あんまり暴れると落っこっちゃいますよ~?」
「俺センセイの顔に傷付けたくないから、じっとしててくんないかな~?」

汗が伝わる首筋に、冷たい刃物が当てられる。薄皮一枚を切ったようなかすかな痛み。びくっと震える薄い体は、汗にまみれてなまめかしい香りを立ち上らせていた。
乱れた長い髪が、はだけたシャツにまとわりつく姿もどこか隠微で艶かしい。

「ん゛ーっ!」

五月に赴任してきたばかりの新任教師を囲んでいるのは、数人の少年たちだった。
頭のほうで彼を拘束しているのは普段はおとなしい少年たちだった。それほど力があるように思えなかったが、細い手足はしなるバネのようで、それに肩を押さえられると、ほとんど上半身が動けなくなる。
手を後ろに回され、タオルの上からビニール紐で縛られた臨時採用の教師が、必死に首を振って拒否を訴える。けれど、いつも大きな声で教科書を読み上げる口には、ハンカチが押し込まれて、その上からネクタイで縛られていた。教師の首を締め付けていたそれが、ほどかれて別の用途で言葉を締める。ネクタイを外されたシャツは前のボタンを一つ残らず外され、脇腹が見えるほど大きくはだけられていた。むき出しにされた肌に汗が滲む。
教師が絶望的な瞳で目の前の少年を拒むのに、誰もそれを聞きはしない。

「おっ? どうしたん、センセー、乳首舐められちゃって、カンジちゃってるんじゃねー?」
「さすがに容赦ナイですねー、ボスさんスゲーですー」
「…ん゛!ん゛んっ!!」

新任の教師は大学を出たばかり。
机を二つ並べた『舞台』に仰向けに押しつけられている。
手を縛られ、口を塞がれて、必死に抵抗している体に、立派な体躯の生徒が覆いかぶさっているのを、数人の生徒が回りを囲んでニヤニヤしながら眺めている。
どれも一癖も二癖もある生徒ばかり、成績が悪くもないのにわざと補習を受けてこの授業を受けるために「残って」いることに、教師は先ほどようやく気がついたばかり。
そうしたのはもちろん、惨めな格好で祭壇にまつりあげられた教師に覆いかぶさっている、この場を取り仕切っている男の企てに過ぎない。
背が高く、肩幅が広く、すでに立派な男の匂いを漂わせている生徒はこのクラスの――いや、この学園の『ボス』だった。生徒会の役員さえ、彼の意向で決まるといわれていたほどの、誰もがひれ伏したくなるような一方的なカリスマ性を持つ生徒。噂では理事長の息子であると言われているが、肝心の理事長は老齢で、ほとんど公の場に姿を現さないから、詳細の真偽はようとして知れない。

教室の入り口には椅子と机が押しつけられ、簡単に出入りできないようになっていた。もっとも、この時間は学校にはほとんど人はいなかった。夏休みの補習はほとんど午前中で終わり、部活動も午前中で終わる。夏休みの初めはどこの部も試合で忙しく、午前中は準備で送迎バスが忙しなく出入りしていたが、今は静かなものだ。そして当直の教員は、――ここにいる。
夏の暑さを避けるため、教室には薄いカーテンがかけられていて、外から中で何が行われているのかを見ることは出来ない。
クーラーが各教室に完備されているから、中は暑くはない。
けれど徐々に上がっていく熱気が教室を押し包んできはじめている、
生徒の興奮の度合いが増すのがわかる。

「んッ!」

むき出しになった教師の、まだ形も色もない乳首は、しつこく嬲られ続けている。
片方を摘まれてくじられながら、片方を唇に含まれ、吸ったり舐めらたり、ときどきそっと歯を立てられたりしている。するとそこは徐々に、鮮やかなピンクに色づいてしまうことになる。
残りの手は、大きく開かされた教師の、足の間をゆるゆると撫でてるばかりだが、手の平をぴったりとあてて、もどかしい刺激を送りつけることを止めはしない。

「んーッ! む゛、んっ!」
「おい」

今まで胸を弄っていた生徒が体を起こす。乳首から唇が離れ、濡れた肌が温度差で冷えて、さらに赤く色付いて、ツンと立ち上がっていた。

「足押さえろ」
「おっ、いよいよかい」
「ご開帳かー?」
「おー、センセイのどんな色かなー」
「御開帳♪ 御開帳♪」

その言葉を待っていたかのように、周りでショーを眺めていた生徒たちが手を伸ばす。ぐいぐいと足首をつかまれ、膝の内側に手を入れられて、教師は必死に抵抗する。抵抗するが、しかし、前を緩く撫でていた生徒の手のひらが、ぐっと力を込めてそこを掴み取ってしまえば、恐怖に体が動かなくなってしまう。

「あ゛、あ、――アッ、」
「おとなしくしてなよ、センセ。嫌がらなければイイコトしてやるぜ。…なぁ…?」

そういいながら、掴み取られた前に、少し力を込めて握られる。生徒の力がどれほど強いのか、この祭壇に担ぎ上げられる前に、教師は散々味わっていた。
それを思い出して、恐怖に肌を粟立てた教師の抵抗が鈍くなる。
そうなれば、両側から、数人の生徒の腕が足を捕らえて外に開こうとする。
ベルトを抜かれたズボンの前立てをすばやく外され、チャックを下ろされる。
さすがに何をされるのかと恐れる教師の抵抗は軽くいなされ、腰を浮かされてズボンを引き摺り下ろされる。下着も引っ張られ、ずるずると引き摺り下ろされてしまう。汗ばんだ肌にひやっと空気が触れて冷える。

「じゃ、御開帳といきますかね」
「ひょー」
「先生の大事なトコ、見せてくださいねー」
「肌キレイだねー、センセ」
「案外すね毛も薄いんだなぁ…こっちは同じ色してんのー?」
「う゛、うっ、う゛ぅう!」
「暴れないように押さえてろよ」
「了解デスー」
「おっけー」

膝を大きな手が包む。膝の骨を掴んでいる指先に力が入って、ぐっと外に開かれる。息をつけて必死に抵抗する教師の、頬を軽く生徒の一人が叩いた。
乾いた高い音がする。一瞬力が抜けたのを見計らって、ぐっと膝が外に開かされる。
むき出しにされた下半身のすべてが、生徒たちの前にさらされた。

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「…って、この先どうなるんデスカネー」
「やっぱ生徒に弄られてイッちゃったところを辱められるのがいんじゃね?」
「羞恥系デスカー。ミーは鬼畜調教系がイイと思いますー」
「おめぇカワイイ顔してえげつねぇ趣味してんなぁ」
「顔と趣味は関係ないと思いますー。ミーは王子が羞恥系好きだとは思いませんでしたー」
「そっちのほうがそそるじゃん! いやいや言ってんのをじっくりオトすのがイイんじゃねーかよー」
「王子も相当趣味悪いデスネー」
「ボスはどういうのがスキなんですかねー」
「昔は調教系だったんじゃね? 今は羞恥系の方がスキっぽいなー」
「それ堕王子の経験んからですかー」
「秘密」
「じゃ両方の展開で書いてみっかね」
「ミーは鬼畜調教系やっていいデスカねー」
「スカは止めとけよー、ボスそういうのスキじゃないから」
「ボスに見せるんですかー」
「ネタ提供者だからんな」
「なーるほどー」

女教師調教系な鮫先生エロを書いてみたい所存 しかし誰得やねん

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