冷たい唇 熱い肌 まだそれどころではない、と医者に止められたんじゃなかったのか。ルッスにも釘をさされた夕食のテーブルの前、視線がじっと、ザンザスを見ていた。「ボス」スクアーロはザンザスを見ている、まばたきも忘れて見つめている、世界の中で他に何も、大事なことなどないことのように見つめている。「誘われても手を出さないで」釘をさされたのは、怪我が治っていないからだと思っていたけれど。極彩色のオカマのサングラスのその下は、そんなことを心配していたのではない。「ああいうときのあの子は駄目よ。いくらボスでも駄目よ。あの子がベッドの上でベルトを外してもたたき出してちょうだい」執務室の奥の私室、そこで行われた秘め事にもならぬ秘事のことなど、誰も言葉をかけたことなどなかった。それを咎めることはあっても、大抵の場合スクアーロがそれを否定したし、ザンザスはそれに耳を貸すつもりなどなかった。けれど今日は様子が違う、そんなものではないと告げる。冷たい冬の予感が走る、不安定な天気は嵐を呼びこんで、紅葉のない町の枝を揺らす。「お願いよ」その言葉に滲む時間の、何度か繰り返したであろう夜の記憶がそっと、忍びよる夜の闇に落ちる。何をさせまいとするのか、おぼろげに予感しながら否定する。明日の昼に、継承式へ向かう飛行機に乗るための迎えが、ボンゴレの本部からやってくる。-----------------------------------みたいなのを妄想して色々考えてみる……いやー原作怖いgkbrわかっているけど怖い未来編の剣帝さまはいなくなっちゃうのかな…この世界ではいないのかなやがてみなそうなるってことなのかな? でも地震起こっちゃったしなあれ多分じSFパラレルネタでいうところの時空震ってやつだよねドラクエ3でいうところの「空があかるくなった!」の前のやつ……。神様ってやつが一番残酷だなぁ [4回]PR