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ああ……

原稿詰まってます。いつもです。いつものことです。
そして最後に企画した本が最初に出来るという罠です。いつものことです。これあれか、えーと、GWの本もXSJのときもそうだった気がするんだが。
今回もそうか。つか去年の夏コミもそんなことやってなかったか?
毎回数冊保険もかねて企画だけは考えるんですが、最後に考えたのが一番最初に出来るという罠……。(自業自得とヒトは言う)

えー、もうヤバいので盗賊日記はおやすみ!おやすみだったら!!
暗き獣の洞窟レベル1をクリアしたとか言わない…言わないから……っ……!
(今回はベルの魔法で倒した…! ここんとこ続けてボス戦止めはザンザスが刺していたのでなんだか珍しいです。ザンザスはぶっ殺されて寝てました…)
スライムの服を纏ったスペルビくらいは今度写真アップしますわ。すごいよ、戦闘シーンがスゴイよ…(涙)。予想したとおり、キングスライムをぷるぷる服を震わせながら倒すよ!!
スライムの服と帽子で応援するよ!

もう目が死にそうなのでゲームするのやめときます。原稿終わったら本気でパソコン買おう…さすがにMeはまずいだろ、いろいろと。
部屋の中にある薄い本をいい加減片付けたい。
10年前の本にばっちり住所がかいてあるのがなんか懐かしい…URL書いてあるけど残ってるサイトなんかないんだろうなぁ……。












「ったくよぉ! んなことされて怒ったらなんで殴られなきゃなんねーんだよ!? おっかしいだろぉおお!??」
「そうねぇ、確かにそう思おうわぁ」
「普段はろくに聞いてねぇくせに、なんでそういうときだけ文句言うんだぁ? ありえねーだろぉおお!!!」
「そうねぇ」
ボスの話を延々としているスクアーロと、それを聞いているルッスーリアの前には銀のお盆に紅茶とビスコッティ。アプリコットジャムをつけて、極彩色のオカマと銀髪の麗人が、二度焼きの固いクッキーをバリバリかじった。


「…ってことなのよぉ。まったく嫌になっちゃうわぁ。ボスもスクも、私のことなんだと思ってるのかしら。言うだけ言って、こっちの言うことなんか聞きやしないんだもの」
「それは難儀だったな、ルッスーリア! そしてたいへん立派なことだ!」
「そう? ホントにそう思う?」
「極限そう思おうぞ! ルッスがいるからうまく回っているのであろうな!」
「リョーヘイ…!」
オカマの前髪がふわふわ揺れる。サングラスの下にハンカチを差し出す五分狩り頭は、並んだティラミスに心底喜んだ。


「……ということなのだという話だ。まったく、あの男も相当なものだな。少しは機嫌をとってやればいいのだ」
「へぇ、そうなんだ~」
「話を聞いている限りではあれでうまく回っているというのがおそろしいな! まぁ、喧嘩が多い夫婦は長持ちするというが」
「って、夫婦じゃないでしょー先輩」
「似たようなものではないのか? というか結局のところ、仲がよいのであろうな」
「ていうかスゴイのなー」
緑茶をすすりながら、先輩と後輩は煎餅をバリバリ食べる。後輩が日本から持ってきたお気に入りの煎餅は、緑茶の香りによく合った。


「ってことなんだって話なのなー。いやーなんかおもしろくね?」
「ああ、うん……っていうか、すごい、ね……それ」
「あー、どこまで本当かわかんないのな! なんつっても先輩の話だからな! 先輩、いくつものこと同時に考えられないのなー、だからちょっとおかしい? かも?」
「そんな話俺にしてもいいの…?」
「え、だっておもしろくないのな? あのボスさんがあーゆーのだとは思わないのな! スクアーロってばまるで家族みたいなのな! と思えば楽しいのな!」
「…俺はあんまり楽しくない…かも……」
差し入れのマカロンの色は、なんだか妙に地味な色だ。聞けばかわいい色のセットと、渋い色のセットでふたつ、持ってきた包みのカラフルなほうは、包装を見たビアンキに、速攻奪い取られてしまったらしい。


『……って話聞いたんだけど、ほんとう?』
「………どこから聞きやがったんだ……」
『俺は山本から。山本は先輩から。でその先は、』
「……あのカスザメが……!」
『あー、そこで手を出すのナシね。今度は女の子に回ってくるかもよ』
「……そうなのか?」
『ガールズトーク……あー、ガールじゃないか……おしゃべりのネットワーク、馬鹿にしちゃ駄目だよー? ぶっちゃけ何でも話すからね、筒抜けだよ』
「んなことするか」
『えー? 言ってもいいかな…京子ちゃん、君が×××で○○○するって知って……』
「なんだと」
『……一回話し始めると、そういう話ってまるっきり筒抜けになるんだよ。怖いでしょ』
「…………何がいいたい」
『少しは甘やかしてあげれば?』
「これ以上何をしろってんだ」
『してるの?』
「聞きたいか」
『………やめときたいんだけど、許してくれる?』
「ドンボンゴレ自ら電話してくれたからな、せっかくだ、話してやる」
『えー、…ちょっと……って、本気?』
「俺が冗談を言ったことがあったか」
『ですよね~。……っていうか、そんなに最近いいわけ?』
「いいっいうか…この前はフィレンツェに一緒に行ってきた」
『なにそれー、いいなー、うらやましー』
「そこでだな…」
寝酒ついでに長話に付き合うのも、初めてというわけでもない。書類を締まってペンを置いて、酒の準備をしながらザンザスは、電話を肩に挟みながら、窓に近づいて外を見た。
今夜は珍しく夜空が晴れている。
ヴァリアーの屋敷の森の向こうで、ヘッドライトがきらめいた。


エンドレス愚痴→←惚気

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