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五つの味と七つの色

長い手足を抱き寄せて味わうのは今日の特典。恋人たちの日に、ともに膳を囲む、ということの意味を、互いに知るようになってから、ようやく片手の数が過ぎる。
今年はボスが食事を作った。
三食は流石に無理だと知っていたから、朝はいつもよりも軽くすませ、そのまま仕込みに入って数時間、時々味を見ながら、昼少し前にコースをサーブされる栄誉に預かるのは二代目剣帝を名乗る麗わしの恋人。
普段より緊張した面持ちで食事を取るその顔を、眺めるのもプリーモのうち。ワインに頬がほんのり色づいて、冬は一層日に当たらないため、不健康そうに見える肌がようやく、生きた人間の顔になり、花咲く恋人の顔になって、嬉しい楽しい美味しい素晴らしいと、ありったけの賛辞を贈るのを聞くのもそれは、セコーンドのメニューだろうか。

塩気の聞いた生ハム、骨までとろける牛の煮込み、手打ちの生パスタに寝かせたソース、仕上げに出されたカヌレは濃厚なチョコの香り。
時間をかけてゆっくり、たっぷり饗されるコースを二人だけで食べる、時々給仕にボスが立つのを、見送る視線も当初の申し訳なさそうなものから、ゆったり落ち着いて背中を眺めるものに変われば、こちらもゆっくり、仕込みが聞いてよく熟成された今日のドルチェ、濃厚でふんわりした味を作るために必要なのは時間、成型してから13時間、冷蔵庫でじっくり寝かせて焼かなければ、その味は出ないのと同じ。

そうして今度は、こちらのコースの話。
よく熟された甘い果実の、皮をキレイに剥いてから、生をシャワーでキレイに洗う。
それこそ隅々まで汚れを見落とさず、指で擦うのは当然、食べるところはとくに念入りに、綺麗に洗っておくのが肝要。
水気を切って綺麗に拭いたら調理台に載せ、いざ食事をはじめよう。
今日はほんのり赤く染まって色も綺麗、肌もつやつや、髪はさらさら、足にも手にも怪我はないし、仕事も終わってご機嫌、体調も悪くないから最初からノリノリで、味をしみこませるために仕込んでおいてよかった、などとこれからそれを、味わう男は噛み締めるたびに舌なめずり。
そっと歯を立てれば蜜が溢れ、甘く、とろけるような香りが立ち上り、ただもうひたすら、あとは食べるだけ。
ナイフを入れて切り裂けば、それはもう極上の歯ごたえ、舌にからまり歯列を跳ね返す弾力性にぞわぞわ、絡みつく官能的な音色に体を捏ねられればゾクゾク、息が上がるほどの歓喜に踊る、ともに踊る、ただ噛み締める、味わう、臓腑を落ちる液体に喉を鳴らす、それが血肉になるよろこびにただ、震えるばかり。

手を伸ばされて手を伸ばす、足を開いて足を絡める。味わう、食べる、すする、飲む、噛み締める、噛み砕く、舐める、くじる、たどる、探す。最高の食事に感謝する。
おいしいものを食べられて幸福だと思うのはいちばん、原始の快楽、最初の感動になる。ああ、幸福だと実感できる。
食べ物と繋がることは世界と繋がること、今日生きていることを寿ぐということ、食べさせるということは愛しているということ、一緒に命をつなごうとするということ。

「すげぇうまいぜぇ」
「そりゃなによりだ」

食べて食べられる、二人の間で循環する、互いが互いの食べ物だということを言葉にして、ありがとう、と囁く。

「アンタの手料理が食えるなんて世界で俺くらいだろぉなぁ」
「おまえ以外に作ってやったことなどねぇよ」
「そりゃすげぇ! 光栄だなぁ」
「だからおまえは俺の餌だ」
「おまえ以外じゃ俺なんか食えないぜぇ? 肉は固いし味はエグい」
「煮込めば旨いぞ」

恋人たちを祝福する、祝いの夜にキスをする。一緒にご飯を、この先もずっと一緒に食べようという約束を、そっと唇の上で交わす。契約書にサインをする。
明日の朝には消えるかもしれなくても、口に残った食事の記憶はきっと最後まで持っていく。
だからきっと、来年も。

「来年もメシ作ってくれぇ」
「だったらドルチェくらい作れ」
「おー、それ練習すっかぁ」
「そうしろ」
「りょーかい」

甘い夜を。



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ホストである家の主人が三日前から仕込んだディナーでもてなすのが最高の接待…という記事は読んだのか見たのか不明
昔はイケたがきっと今は県内一メジャーなイタリアンのコースを看破できまい…(イタリアンの店超多いんですが田舎なので量がパねぇ! 昔は食べ切れたけど今はきっと無理w)
パスタの量130gが基本なんだよ(笑)

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今週のおじゃんぷとメンテナンス

こちらの日記は2010年2月18日(木)23:00 ~ 2月19日(金)7:00の間メンテナンスで見られなくなるようです。一応23:00~2:00までは閲覧不可、そのあと7:00まで動作が不安定になるそうな。

今週はちゃんとジャンプ買えました。雨が降るって話でしたが空気が暖かいので雨だろうなぁ。
今週は先週のアレがあるのでワンピが全部持っていくよな~~とは思ってましたが、そんな感じだったなぁ…。

あの話、麦わらの海賊団のメンバーたちは、皆一度、自分が育った共同体を出てきている人たちだよね。そして出てくるときには必ず、家族(もしくはそれに準ずるもの。共同生活をしている相手をここでは家族と定義してます)を失って、共同体に居場所がなくなる、という通過儀礼を受けている。
主人公だけはそれを、明確な形で実は受けていない。(それはおそらく、連載開始当初にそれを入れる時間がなかったからだと思われる)
今回の話はそういう意味での、実は主人公を家族や血縁のくびきから引き離すための物語だったのかもしれないなー…と、ちょっと思ったりした。
そのときの贈る言葉が、「自分が仲間に愛されているという実感」、さらにはそれを補強する基盤となる「自分が家族に愛されているという実感」だということは、実はこの話で何度も何度も、他のメンバー全員についてはすでに描かれているいることなんだよね。(ここらへんは全部の話をちゃんと読んでるわけじゃないのでわからないんだけど)けれども、多分、主人公だけが、その言葉を、「贈る人」であったけれども、実は誰からも「贈られて」いなかったのではないのかな。
だからこのインペリタウン脱獄編には、主人公にかかわった過去の戦った相手は出てくるけれども、主人公の「旅の仲間」は誰も出てこない。それはこの話は最初から、主人公の「家族の話」だったから、ということに改めて気がついたりして。
主人公は、一人だけで、「家族」に会いに行くという話になっているのは、これは結局、主人公にようやく、その話の順番が回ってきた、ということなんだろうね。
最初に主人公が旅立つそのときから、実はあまり主人公の「旅の目的」が、明確に描かれていない…とは思ってたんだけれども、ようやく今、作者はそれを、実は主人公ではなく、その兄の眼で、(そして兄を通して主人公の目で)語ることが出来るようになったんだなー……というのが、今回の話の感想でした。

この話で増える仲間たちは、誰もみな、家族(もしくはそれに準ずるもの)を失って仲間になっている。主人公にその番をまわす時がようやくやってきた、……ということなのかな~~。

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何故なのか

いやー毎回アニメの鮫先生美しい美しいハァハァと言ってるんですが以外と他の人そうでもない…?? なんで…?? とかねがね不思議に思ってたりしていたところ、理由がようやくなんかわかりました…。
たぶんアニメの鮫先生には自分内部にすごい補正が入ってるんじゃないかと思うんです。
・長髪受補正+10
・副官受補正+5(獄寺にも入ってる)
・色素薄い系補正+5(獄寺にも入ってる)
・三十路補正+10(もちろんボスと馬と毒蠍に入ってる)
・十代補正 -15(つまりほとんどのキャラに入ってるってことですね)
それらが総合されているので自分の中でも鮫先生がとんでもなく美しく見えるんじゃないのかしらんと思うわけだ!!
アニメの鮫先生とかアニメの22鮫とかの画像を並べた壁紙が恥ずかしくて見られないんだぜ!(原作の絵は平気。ボスも平気。アニメのボスも平気。でもアニメの鮫先生は駄目…見られない、目がつぶれそうなので……)

もうロンゲ補正入りまくりなのはしょーがない…もう人生の80%の時間をそれに萌えているからたぶん、死ぬまで「いいなぁ~」と思ってると思います。男女問わず。
自分で伸ばしててもそれは萌えじゃないんだ! だって自分の髪の毛なんか自分で見られないじゃん!! ヘアスタイルは実は後ろ姿とか横顔がキモだと思うんだけどそこ見えないから!! そうです自分すんごい髪の毛フェチ入ってると思います。
子供時代は髪の毛を伸ばすのはお金持ちの証&優雅な生活の象徴だったんだよ~貧乏人子沢山だと髪の毛伸ばすの禁止だったんだね~~
自分で髪の毛弄れない子供が長い髪を扱うのは本当に親にとっては拷問だってことを大人になるとしごくよく理解するわけですが(笑)>そんなもん朝のクソ忙しいときに弄らせるんじゃねぇえええ!ってことで

鮫先生の髪はいいオカズである

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ヴァレンティーノ!

バレンタインですね!
自分はチョコケーキ焼いて自分で食べました(笑)。テンパリング微妙。
チョコはたくさん買ったのでまた作るぜ!!
今度はチーズケーキを焼いて、チョコパンケーキに再挑戦して、クッキーを焼きますぞ!!
全部自分で食べる気か! そうか! そうですwww 
実は店のお菓子はあまり買いたくない派。

だってパッケージがかわいくて捨てられないんだもん…!!!

血を吐く思いで悲しくなってパッケージを捨てるのがあまりに辛いので、お買い得なケーキのアウトレットとかが大好きです!! プラスチックのパックを捨てるのもなんかすごく後ろめたいくて嫌なんだ…嫌なことはしたくないので自分ではあまり買わないのです。
差し入れで貰ったパッケージとかもほとんど取ってあるんです…可愛いので…!!
人にあげるぶんには気にならないんだけどね。捨てるのが後ろめたいのは純粋に自分だけの問題なので。

しかしお菓子は作ってるのが楽しいので(料理と違って製作過程で味を見て調整する、ということがほとんど出来ないのがお菓子作りの難しい・面白い・厄介なところ。そういう意味では果てしなく化学実験に近い)、作り終わるとあんまり食べたいとは思わなかったり。
でも結局食べますがね!!
実験なので、分量さえきちんと合っていれば、料理より失敗しないのもお菓子作り。
とくにチョコ・バター・卵のたんぱくしつお菓子は味見が出来ないしリカバリ不可というところでもかなりレベル高いんじゃないかと思います。
つかフツーにチョコ作りって難しいよね!??
ケーキの何倍も難しいと私は思うんですが……それを普通にみんな作るのって、たぶん日本以外ではあんまりしないんじゃないかと思われ。
製作キットだって結構難しいと思うんだ……外国の製作キットでありえないほど簡単だもん。

バレンタイン話考えたことは考えたんだが全然書く余裕がありませんでした。
なぜかというと製本をずーっとやってたからです…ようやく総集編が出来ました。
100214製本できた
表紙をどうするのかカバーはどうやってつけるのかあれこれ印刷失敗したりサイズ間違えたりデザイン失敗したり印刷する紙の大きさ間違えたりしてましたが今日ようやく出来ました!!

カバーの紙は4種類
100214製本できたよ02
(もう1色あったけど濃すぎて印刷がいまいちだったので駄目)

表紙の紙は3種類です(印刷したものを内側にしたのと外側にしたのがあります。どっちがいいのか作りながら試したけどあんまり替わりがなかった…)
100214製本できたよ03
あと1色はこれから作るのに使うので、いままで入金していただいた方の分はこのどちらか

200枚印刷しても6冊分とか紙の大きさがあわないとか紙折るのにマジで1日かかったとか(切ればよかった)製本用工具の不具合がわかったので改良しようとかいろいろありましたが出来ました!!
折りが落ち着いたら発送しますね~!!

通販の返信が遅れていてすみません!!!

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それは家族の一員です

大型犬を飼うということは、生活がアッパーであることの証明である。

犬を飼う、と思ってすぐに飼うことは出来ない。ブリーダーに連絡し、乳離れをする時期を待ち、何度か通って犬との相性を見、契約書を交わす。勿論届けも出す。
大型犬を室内で飼えるだけの部屋の広さがあること(勿論一軒屋であることが望ましいが、アパートであっても一定以上の広さがあれば認められる)、面倒を見ることが出来る成人が二人以上いること、じゅうぶんな餌を与えられる経済力があること、犬を飼う知識に過不足がないこと。一日に相当の距離を歩く散歩が出来るほど健康であること、持病がないこと、足腰が丈夫であること。虐待は警察に通報されるし、普通に犯罪に分類される。
換毛期にはブラッシングを欠かさないことは必須、同時に美しい犬と同じように飼い主も美しくあることが求められる。
それがつまるところの、欧州のペット――いや、コンパニオンアニマルの位置である。

「だからってそれつれて町に行くのはやめろぉおお゛お゛!!」

「うるせぇ」

暴君は常に暴君なので暴君なのである―――ということを学習しない声が今日もヴァリアーの屋敷に響く。ある意味それは感動ものである、何度言われても殴られても蹴られても罵られても意見を言うことを止めないということは、それはつまり、愛情というものがそこにあるということに他ならない。自分がどうなっても、『そうしてはいけない』と、言わずにおられないということはつまり――マンマの愛情ではないのだろうか。

「あ゛ぁ? うるせぇじゃねぇぞぉ゛、ベスターしまえぇ゛え゛!」
「久しぶりに出したんだからいいじゃねぇか」

「……何してるのかしら、あの人たち」
「さー知んねー。王子見る限りさっきまでデートするとか言って先輩浮かれてたけど」
「ミーも幻術でなければその話聞きましたー」
「そうねえ……」

まさにその通り、今日が二人が着ているのはいつもの隊服ではなかった。
イブニングのスーツで二人、一緒に出かけるということはよくあったが(ゲストと護衛として)、今日はそのダークスーツではなく、もっとずっとカジュアルな服装だった。
ザンザスはグレーのシャツに細身の白のベスト、それにダークグレーのジャケットを合わせている。スクアーロはザンザスと揃いなのかと思わずにおられない、よく似た色合いのロングジャケットに、白いシャツ、白いパンツを誂えている。元から色が白いスクアーロが、白い服を着ると本当に、色身がなくてあっさりしすぎて妙な儚さすら感じられる。
そこに薄いグレーのカシミアのマフラーをゆるりと巻いている。
二人とも、同じ色の服は着ていないが、色合いがどこか似ていて、ぱっと見ればペアに見えなくもない。

「そんなでっかいのつれたまんまで歩けるかぁ! つかなんで出すんだぁ゛あ゛! あぶねぇだろぉ゛お゛お゛!」
「心配ねぇ」
「駄目だぁ! へんなもん拾い食いでもしたらどうすんだぁ! ベスターが腹壊すだろぉ゛お゛!」
「そんなことすんのはおまえくらいだろ」
「するかぁ゛!」
「うるせぇ口だな」
「つかベスターしまえよぉ゛お゛!」

がなりたてるスクアーロはせっかくキレイに決まっている服がもったいないほどの麗人ぶりで、近年いよいよその美麗さが、滴るごとく冴えていて、見ているだけでため息が出るほどだ。がさつで野蛮な大声も、その美しい顔形から吐き出されているとなれば、それだけで何か違う、麗しいオペラのアリアか、それとも古典の詩を吟じているかのような錯覚を覚えてしまうほどになる。
他のあらゆる短所を覆い尽くすに足りるほどに冴えて磨かれたその美しさは、どこか寒気がする妖しささえ含んでいるようで、毎日毎晩それを見慣れている幹部たちでさえ、時々あまりに美しすぎて、視線と同時に魂まで奪われてしまいそうになることがある。気のせいだと次の瞬間に思うのは、割れるほど大きなその声があるからなのだが、それが奪われてかすれて聞こえない朝など、やつれて磨かれて水気をたっぷり含んだ肌の底が、薄く発光しているかのようなスクアーロは、まさに目の毒、もしくは眼福、見れば寿命が延びると噂されるほどでもある。
そんな麗しい顔を真正面からまっすぐ見て、平然としていられる人間は、その麗人に怒鳴られている彼らのボス以外、ほとんどこの世界に存在していないのではないだろうか、と幹部たちは思っている。
その二人の足元には、白い毛並みが輝くばかりの大きな動物が、所在なげに、しかし姿勢よく、背をぴんと伸ばして前足を揃え、尻尾の先をわずかに振りながら、粛々と次なる行動を示されることを待っていた。
今二人の話題に登っている動物、ヴァリアーのボスたるザンザスの匣兵器、ベスターである。
長くて太い尻尾の先が、時々くいっ、くいっと動いて、いまだ怒鳴りあっている自分の主人の言葉を待っていることを示しているけれども―――。

「ベスターをあんま人間がいっぱいいるとこに連れいこうとかすんなよぉ゛。警察に通報されでもしたらウルセーし、騒ぎになったら面倒だろぉ。だいたいベスターが可哀相だろぉ」
 
ザンザスは別に本気でベスターを連れて行くつもりなのではない。ただ、出かけると言って珍しく、私服に着替えてやってきたスクアーロが、あまりにキレイで普通に驚いただけなのだ。
大空の匣兵器は持ち主の精神状態に非常に密接にリンクしているから、かすかに動揺してしまったザンザスの、その驚きを感じたベスターが、いつも眠っているザンザスの執務室から降りてきて、談話室の前に座っているのも、ザンザスの内心の動揺に全ての原因が起因しているのだ。

「……別に、そういうつもりじゃねぇ」

いい加減面倒になって、ザンザスはベスターに手を伸ばす。撫でてもらえると思って頭を上げたその白い獣は、数回、その腕に撫でられ、たいそう機嫌のよい顔になった。

「ベスター」
「Guuuu」
「……おまえは待ってろ」
「Gyu…」

ごろごろと喉を鳴らして、主と視線を合わせる。まばたきをしない真っ赤な瞳が、何かを納得したかのように、少し伏せられると、そのままくるりと向きをかえ、大きな白い美しい獣は、足音ひとつも立てないで、廊下に敷かれた絨毯の上を、そっと歩いて部屋へ戻っていった。

「しまわないのかぁ?」
「めんどくせぇ」

そう言いながら、視線を戻せば目の前の、白い人型の獣は立ち去る獣の姿を見送っているところだった。整った横顔、まるい額の稜線が長い前髪に隠されて、高い鼻と細い顎に繋がっている。薄い唇は少し腫れていて、朝までそれを食んでいたことを、それこそ日常の挨拶のように思い出したザンザスは、しかし今日はどこか、それが気恥ずかしいことも同時に理解した。

「…どうかしたのかぁ?」

首をかしげて聞いてくる、その動作がやけに可愛らしいのは、髪まで合わせてくるんと巻いた、モスグリーンのストールのせいか。
今日は寒色系でまとめているスクアーロは、髪と肌の色もあいまって、いよいよ人の体温を持たぬ、人形か何かのようにさえ、見えた。

「いや。……行くか」
「あぁ。なんかボスと出かけるのって久しぶりだぜぇ」
「そうだったか?」
「そうだぜぇ。私服で出るのって久しぶりでなんか楽しいぜぇ」
「安いな」
「なんかさぁ」

そういいながらスクアーロが、緩めていたネクタイを少し引く。直されるかと思ったら、少し引いて崩し、ザンザスの襟元をきちんと正して、一歩後ろに下がったと思ったら、そこで笑った。

「あんたそういう色のシャツとか着てるの珍しいなぁ。すげぇ似合っててかっこいいぜぇ」

ザンザスはスクアーロの花のような笑顔を眺めながら、ペットという意味ではこれもベスターも同じものだな、ということをしみじみと思った。
そしてあの白い獣の代わりに、この銀色の獣を見せびらかしながら歩くのも、また一興だということに思い至り、唇に笑みを浮かべて、車のキーを手に取った。

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一番くじのアレについての日記を「スクアーロがペットなのかと思った」と言われたので書いてみた

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今週の鮫先生!

「気配りで人気ものになれそう」だってよ!
気配り…気配り……鮫先生に出来るのかそんな高度な技??>失礼な!!
ちなみに今週は魚座・天秤座・魚座なので三十路ーズなのだ…実は……。

ところで今日は幻騎士の華麗なる華麗すぎるあれこれやそれぞれだったんですが
今日のみどころ
・やけに美しい鮫先生
・やけにすっきりした顔をしている山本
・はじめて会った白蘭がマジで子供(あーゆー服着てるあたりがミルフィオーレの制服がああいうデザインな理由っぽい)
・ようやく雲雀の出番
・幻騎士の最後のアレ、減量で対応
・原作より幻騎士が美人
・原作より幻騎士が一途

ゲンゲン一途過ぎてなんか…こう……尽くしてた男に裏切られて身を持ち崩した女子のような気がする いや別に男子でも一向に問題はないんだけど(笑)

部屋の位置ってこんなん?
    雲雀
  スクアーロ   ハル ビアンキ 京子
フゥ太 ディーノ(リボーン) バジル 髑髏 了平

バジルはディーノさんの後ろでスクアーロの前かな

ひばりんは目がいいな といつも思うのだが 鳥目?

来週はひっそりゆっくりの下準備かなぁ 思ったより早く鮫先生の細腰を拝む機会がやってくるのかなぁ あーなんか嬉しいんだが心配なんだかわかんねー(笑)

月曜日のおざんぷでまだ鮫は馬とくっついてうるような気がする…デノスク月間…ディーノさん誕生日プレゼントってことでもまぁいいや

星占いの鮫先生はやっぱり楽しいなーげふげふ うるさくてかわいいwwwひろきいいわーひろきにすら「10年後はいつも怒鳴ってるので大変なのかな」と心配されてる鮫先生 

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映画でも出てきた趣味

何度買ってもなくなってしまう編み針を買ったついでに、そういやイギリスでは編み物ってフツーに男子の趣味なんだよなー…と思い出しました。セーター編むのは男の仕事だったもんな、確か。ハリポタのこの前の映画でも、校長先生が編み物の本を借りて「趣味なんだよ」って言ってたもんなー。

そこでつい、あー、左手のリハビリに子鮫が料理とか裁縫とか編み物とか習ってたらおもしれー…などということをつい考えて、毎年セーターとかマフラーとか編む鮫さんってよくねー??と脳内でしばらく萌えておりました(笑)。

ゆりかご後でまだうまく動かない義手の訓練に編み物をするスクアーロ14歳、最初に編んだのは編み目ぐちゃぐちゃでぼろぼろ、それが毎年編んでるうちにうまくなってくるとかどうだろ…とかね!!イタリアの毛糸は非常に品質はいいしすべりもよくて編みやすいし、とにかく色がむちゃくちゃきれいなので、それで毎年何か冬のものを編む鮫さんとかええなぁ!! ベルのレッグウォーマーとか、ルッスの腹巻(笑)とか、レヴィのミトンとか実は編んでるのよ。訓練というか、冬場の義手の動きの訓練みたいな一環で編んでるので、出来たものにあんまり興味とかないといいなー(笑)。
料理も習うんだけど力の加減がうまくできないとかそういう…。

2008年の春にイタリアの毛糸がすごい安かったので買ってきて春用のキャミソール編んだんですが、とにかく色がきれいでなんかびっくりしたことがああったんですよ。
普段1玉700円くらいのが150円で売ってたので買えたんですが(笑)(普段はイタリアの毛糸などハンクラものの憧れのアイテムですからね)
そんでもって編んだときの手ごたえが日本で売ってる毛糸とは全然違ってたんですよね~~。安い中国製とも繊細な日本製とも全然違っててなんかすごく面白かったです。
大方の感想は「撚りが甘い」「色が落ちる」「色が明るいけど子供っぽくない」「癖があるけど編みあがりのランクが上がる」というものでしたが、その通りでしたー。

御曹司はそういうもの作れるとかってそもそも知らない。外商が来て出来たら届けてくれるだけだから。
御曹司のかつての衣服が捨てられたの見つけて拾ってきてこっそりしまってる子鮫たんとか想像したら萌えた……なんだかヨーロッパ人は簡単に服を捨てないイメージがあるので、もしかしたら古着屋に売ったのかもなー。それを見つけて買って手元においてるとかそういう……ああなんだか未亡人時代のスクたんは何やっても許せるというか何でもやってそうというか何でもやるイメージがあるなぁ。シャツじゃなくてジャケットとかだと一層萌える…ハァハァ

こういう妄想をして書きかけのデータを間違って上書きしてデータが全部消えた衝撃をなんとかやり過ごしているわけですねWWWW
さー原稿するよー!!!

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こどものもうそう

今週に入ってからちょっとでも気を抜くと頭の斜め後ろあたりに剣帝さまが現れて「駄目だぁ…」って振り向きながらそっと目を伏せて小さい声で(!!)つぶやくんです
それってどんな人妻なんですか
そんなに馬と一蓮托生なのが気にいらな(ry)
ボスまでモ部なのがよっぽど(ry)

目がつぶれるほど美しい人妻剣帝さまに見とれているとかそれはどんな妄想ですか
まぁボスちゃんだってときどきフツーに見とれてるとは思うけど>この人マジですよ

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真っ白

とりあえず窓の外はまっしろだ
今年に入って三回目の雪である

剣帝さまぁああああ!(何か薄い本(薄くもないが)を読んで悶えているらしい)

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左手が動かなくても

チョコケーキ作れるかなー。
レシピを探して一時間(笑)、卵がないと作れないものばっかりでした。
卵がないよ!!!
今晩またもや雪が降るようです。寒い。

雪の中を歩いてくるスクアーロとか雪の中で歩いてるスクアーロとかそのスクアーロを雪の中にすっころばしてみたくてしょうがないボスちゃんとかハァハァハァ
雪で濡れた髪を洗ってやって乾かしてやって漉いてやってからおもむろにいただくボスちゃん
御曹司なのでお行儀がいいのです

寒い~ってんでこれ以上はないくらいくんずほぐれつして寝ている成人男子を妄想しているだけでなんだかほわほわしてくるとか妄想って便利だな!
やっぱここで足の毛が絡まって毛玉になるのが萌え!とか言ってるのはレアなんだろうかwww
ボスちゃんの剛毛と剣帝たんの薄い体毛が絡まりあってもしゃもしゃになるんよ、なんかよくね
きっとボスちゃんのほうが鮫さんにひっついてると思われ
鋼の義手がほんのり暖かくなってるといい

チョコケーキ用に買ってきたチョコがうますぎて食べてしまう…駄目じゃん☆
レンチンで出来るカップケーキが簡単で結構おいしいです

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